サトの美人になれない可愛い女の子の作り方

可愛いは正義。正義の味方です。

将来の夢ってなくちゃいけないの?

メイクの仕事をしています。サトです。

f:id:satomake:20170811005214j:image (こんなのとか作ってたり。)

美容系ブログなのにコンテンツが全く追いついていない為(ごめんなさい…)一発目のブログが【17歳のハローワーク】になってしまいました。 とはいえ、もともとこのシリーズは書いていきたいと思っていたのでメイクコンテンツが上がるまでの間、こういった内容を書いていこうかと思います。

さてそれでは本題です。今回は

将来の夢って必要なの?」 これです。f:id:satomake:20170812125149p:image 個人的な見解としてまず一言で言うと、 「あるに越したことは無いけど、無くてもいいかな。

こう考えるようになるにはもちろん経緯がありますので、私の過去からお話します。

中学時代、私は恐怖に怯えていました。 一体何に? "虚無"に。 f:id:satomake:20170819020900j:image 当時の私には、やりたい事も、熱中する事も、努力を惜しむような何かもありませんでした。何に頑張ったらいいのか、何に自分は頑張れるのかも分からない。 まさに、無です。そしてこの無が、いつまで続くのか?一生自分はこのまま生きていくの?そう考えると堪らなかったです。 きっと、同じ思いを抱いている学生さんは多くいるんじゃないでしょうか。これは本当に辛いよね。

そんな中学生の私にはある同い歳の対照がいました。憧れジェラシー、 その両面を中学生の柔い心にギュッと抱かせたその対照者は、先日引退されたフィギュアスケート選手、浅田真央さんでした。当時、シニアデビューした彼女はオリンピック候補だった荒川静香選手や村主章枝選手をもおさえて優勝をしまくっていた。

まさに「真央ちゃんフィーバー」

ほかの選手からオリンピックのプレッシャーがひしひし伝わる中、年齢制限により出場出来なかった彼女の伸びやかさといったら。「私は好きでやってるんだ!!」これがテレビ画面から全面に伝わっていました。

テレビを観ながら思いました。 ああ、どうしてだろう。なんでこんなに人生が違うんだろ。同い歳。同じ時代に生まれ、同じ時間を生きてきたのに。」

熱中する事があり、天性、努力の才能にも恵まれた彼女。

熱中する事も、秀でた何かも無く、努力が出来るかどうかすら分からない自分。 自分には何も出来ないとわかる日が来てしまうのか?そう思うと不安でした。

もうね、死にたくなっちゃうんですよ。 こんな事考えてると。 嫌んなっちゃうんですよ。

話を戻しますが、個人的には夢はあっても無くてもいいと思っています。そもそも日本の教育は、夢を持つ事を美徳とし過ぎてると思う。はっきり言うと、仕事は苦痛じゃなければ十分、万々歳なんだと思う。

スポーツ選手やアイドルが「夢は必ず叶う」と言ってくれるのは大事な事だと思う。それを言ってくれる人はきっと必要なこと。だけど、全員がスポーツ選手やアイドルに憧れる訳じゃない。

【そもそも夢を持つのは簡単じゃない】

中学時代の話をしましたが、誰しも夢を持てるわけじゃない。誰しもが野球に打ち込んで、「大谷翔平選手になりたい」と目をキラキラさせるわけじゃない。"何も無い"人が沢山いる。私がそうだった。無理やり学校の授業で「将来の夢」を書かされる苦痛ったらなかった。

だけど、そんな私も20代になってやりたいことがある。夢がる。志ってやつを今は持っている。 こういう生き方がしたいというのがある。私は、それがあれば働いていけると思うんだ。

自分は何がしたいのか分からなくて途方に暮れてる人は絶対に無理な事、絶対に嫌な事は避ける。嫌ではないかも。というものの中から、仕事のビジョンが得られるもの。を選んでみてはどうだろう。

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そもそも私には、高卒で働くという選択肢がありませんでした。高校時代、バイトに明け暮れた私は「頑張っても認めてなんか貰えない。ただひらすらに真面目に働いても評価して貰えない」

そういう場面を悲しいくらい見てきた。見てて悔しかった。世の中の殆どの人は、本当に頑張ってる。それでも見てもらえない事が多すぎる。あまりにもそれが日常でたまらなかった。

私は良い仕事をしたら認めてもらいたい!!それがお金に反映されたい!!そう思った。これが私がしたい生き方。

だから選んだのは「専門職」だった。

美容業界にそんなに夢があった訳じゃない。でも、お化粧が大好きで教室で友達にいつもメイクしていた毎日。実力勝負の仕事で、稼ぐ努力が出来るかも。技術さえ自分にあれば評価して貰えるんじゃないか。そう思って選びました。

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今、私はこの仕事が好きです。天才的な才能もありません。肉体的にも大変な仕事です。辛い事も沢山ありました。今も戦いの中に居ます。それでも好きだなと思えます。

それで十分です。

仕事のスタンスは人それぞれ。

「福利厚生きちんとしてるし」

「定時に帰れるし」

「家から近いし」

遊びや趣味の為に仕事をしてお金を稼いで、そこそこ楽しく過ごせれば良い。そういう人の方が世の中多いかも知れません。それで生活して、そこそこ遊んで、納税して。

十分です。

【夢って必要なの?】

夢とモチベーションを持って、仕事をするのは楽しい。でも、めちゃくちゃやばい大変な事。ボロボロになることも多いと思う。

前者の「凄くしたい仕事って訳じゃないけど、そこそこストレスフリーで仕事をする

後者の「やりたい事をやるために死ぬほど頑張って仕事をする

どっちも楽じゃない。

何を選んでも大変なんです。

向き不向きもある。

そして、この二つのカテゴリに分けられる訳ではありません。働き方はとても多様です。今回はあくまで私が目にして、体感して、そして絶対数が多いであろう2つを比較したものなので、楽しく好きな仕事をストレスフリーにしてる人もいる。(私もそうなりたいよ。頑張るー。)

夢がある人は、夢を持てたという幸運を胸に頑張ってみましょう。

夢がない人は、どういう生き方をしたいか、どんな大人になりたいかを考えてみましょう。

ただね、大人になることはそう悪い事ではないよ。大丈夫。

そこそこがんばろう。

sato